内容
1937年の刊行以来、世界で1億部突破の
歴史的名著がついに文庫化!
アンドリュー・カーネギー、トーマス・エジソン、マハトマ・ガンジー、ウィルバー・ライト、
ヘンリー・フォード、ジョン・D・ロックフェラー、J・P・モルガン・ジュニア、
アレキサンダー・グラハム・ベル、キング・ジレット、フランク・W・ウールワース……
500名を超える成功者の協力をえて、ナポレオン・ヒルが
体系化した、唯一無二の科学的自己開発書!
著者について
ナポレオン・ヒル
1908年、駆け出しの雑誌記者時代に、アンドリュー・カーネギーと出会う。カーネギーの要請で万人が活用できる成功の秘訣の体系化に着手。カーネギーの 尽力もあり、著名な500名以上の各界成功者が共同作業に携わる。20年後の1928年、初期プログラム完成。そして実践の場での有効性を調査し、再び検 討を重ねて52年後の1960年に、遂にPMAプログラムを完成(80年後の1988年に新版完成)。この間、ウッドロー・ウィルソン大統領の広報担当補 佐官、フランクリン・ルーズベルト大統領の顧問官を務める(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『成功哲学《誌上講座》1919-1923』(ISBN-10:4877712666)が刊行された当時に掲載されていたものです)
読んでみて -備忘録-
☆他業種と同じ事務所を持つことで、自分とこの商材以外にも販売可能となった。実質、営業スタッフがただで増えた。
☆橋を渡したい人が数人いることに気付き、話をつけた。
☆猫の皮を売る商人、猫の飼育には意外にお金が必要だった。ネズミを飼育し餌代を浮かせ、皮をはいだ猫をネズミの餌にして上手く回した。
■こぶしを開いてみる
■自己啓発本は、頭だけではなく心と感情で読み進ませてくれるものを選ぶ。頭をごちゃごちゃにさせるような本は役に立たない
■評論家は批判こそすれ、そこから何かを学ぼうとする心構えはない
■本を読んで学習することの目的は行動することにある
■助け合い、奉仕の精神
義足の話「私が君にしてあげたことを、君がもう一人の障害を持った人に対してしてあげられるならば、それで十分です」
■毎日30分、願望や目標に意識を集中する。望まないことは考えない。もし出てきても無視。寝る前にも願望を思い浮かべ、頭にプログラミング
■ナポレオンヒルはアンドリューカーネギーから学んだ
■成功の原則
①明確な目標
小さな諸目標を包括できる大きな目標
②プラスアルファの努力
③調和の精神
障害を取り除くこと
④信念の現実化
現実的なものでなければならない。机上の空論ではいけない。
⑤自己規律
⑥自然の法則
本能から抜け出すことはできない
■人間は自分が考えているような人間になる
■大きな問題に直面したときは一度に解決しようとはせずに、問題を細分化し、その一つひとつを解決するようにする。
■誰でもその人にそれだけの器量があれば、本当に用意できているのなら、最良のものが向こうから訪れる。
■成功の定義
他人の権利を尊重し、社会正義に反することなく、自ら価値ありと認めた目標(願望)を、黄金律に従って一つひとつ実現していく過程である。※黄金律とは自分がして欲しいことは何よりもまず他人にそうしてあげること。
■成功を手に入れるために必要なものはただ一つ。健全で素直なものの考え方。
■願望実現のための6カ条
①願望をはっきりさせる
②何を代わりに差し出すか
③最終期限を決める
④迷わず今すぐに詳細な計画を立てる
⑤上記を紙に詳しく書く
⑥すでにその願望を実現したものと考え、そう自分に信じ込ませて一日2回、朝晩に読み上げる
■191ページ
自信を育む公式
深層自己説得。信念をかためる。
■深層自己説得を畑に例える→肥えた畑、種子をまかずに放置すれば雑草天国。種子をまけば作物が育つ。
■深層自己説得やり方
220ページ
■知識が力になり得るのは知識が目標に向けた行動プランの中で活用されたとき。
知識のみを与えて、その方法を教えないのは教育制度の欠陥かもしれない。
■一般的知識を詰め込むことは重要ではない。大切なことは、知識をどれだけ活かして使えるか。専門知識がないことで悩むことはいっさいない。必要な専門知識を持った人々の協力を得ることによって大成功を収めることができる。
■持ち得る専門知識を効果的に活かして使う想像力が必要。
■低い地位に甘んじていてはならない。一段高くなることによって周囲がよりはっきり見え、さらに一段上がる機会が増える。
■最も重要な脳力とは想像力。
■人間カタログの目的は、求職者と雇用者の両方がともに無駄を省き、利益を得られるようにするか。
※目標達成の道筋にも応用できそう。
■想像できるものは必ず実現できる
■願望実現までには行動計画が必要。それらの行動計画は想像力によって組み立てられる。
■なぜ、長い間その決意をしなかったのか。決意し進んでいけば協力者も現る。
■明確な目標と完全な行動計画があればアイデアを富に変えることができる。勤勉さと正直さだけではダメ。
■事業を興すためには‥
一、マイスターマインド形成(報酬は必ずしもお金である必要はない)
一、週二回は会う
一、グループの和を保つ
■富に対する願望を持っている人の声を聞きつけると、富はやってくる。
■リーダーになるための11条件は
282ページ
一、揺るぎない勇気を持っていること
一、セルフコントロールの脳力を持っていること
一、強い正義感を持っていること
一、強固な決断力を持っていること
一、計画性を持っていること
一、報酬以上の仕事をする習慣を持っていること
一、明るい性格を持っていること
一、思いやりと理解を持っていること
一、リーダーとしての詳細を認知していること
一、責任感を持っていること
一、協調性があること
■リーダーが失敗する10大原因
288ページ
一、精密な思考に欠ける
忙しいときでもしっかり考え自分に無理な場合は部下に委任する。
一、つまらない仕事はしたくないという気持ちを持つこと
一、行動よりも知識を大切にしすぎる
一、部下の挑戦を恐れること
一、想像力の欠如
緊急事態の対処ができない。部下を効率よく指導する計画を立てることができない
一、利己主義者
一、過激な性格
一、不誠実
一、特権の乱用
一、地位の誇示
本当に優れたリーダーなら肩書きがなくても部下から尊敬される
■自分の脳力(サービス)を売っている人間は、商品を売っている人間と同じように自分の労働力を売るセールスパーソンである。
■失敗を招く30の原因
305ページ
1.遺伝的欠陥
2.明確な人生目標の欠如
3.向上心の欠如
4.教育の不足
5.自己訓練の欠如
6.病気
7.幼少のころの不幸な環境による影響
8.一日延ばしの傾向
9.忍耐力の欠如
10.否定的な性格
11.過剰な性欲
12.ギャンブル好き
13.優柔不断
14.7つの基本的な不安
15.誤った配偶者の選択
16.過度の用心深さ
17.マイスターマインドの失敗
18.迷信と偏見
19.職業選択の誤り
20.集中力の欠如
21.浪費癖
22.熱意の欠如
23.狭量
24.不摂生
25.協調性の欠如
26.努力なしで得た富(相続によって得た富など)
27.虚言症
28.利己主義と虚栄心
29.当て推量
30.資金不足
■毎年、自己分析
319ページ
■資本はお金だけではなく、脳力を持つグループも言う。
■資本主義そのものを認識し、応用していく必要がある。
■やりたいことは、まず行動によって示せ
■アメリカ独立までの道のりには願望、決断、信念、忍耐、マイスターマインド、計画の組織化を一つず経ていた。
■決断を妨げる要因
1.感情の喪失
2.無関心
3.問題解決のために優先順位をつける、ということに関してその価値を知らないこと
4.低い自尊心
5.絶望と抑鬱
6.現実を極端に離れて肥大化させた[理想的自己像]
7.自己否定、不適切な[他人への依存]、人に好かれたいと思う強迫観念
8.尊敬されたいと思い、見栄を張ること
9.完全主義、理想主義
10.さらにより良いものが現れるという確信
11.自分の想像の中で育てられたものに、とらわれる
12.「もし失敗したら」と考え、みじめになることを恐れること
13.自分に対して過剰な要求をすること
14.何を選択したら良いか分からないこと
15.時間がない、という幻想にとらわれる
16.判断力が低下していること
17.精神統一ができないこと