書籍「人を動かす」D ・カーネギー

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内容

邦訳500万部突破の歴史的ベストセラー。
人づきあいの根本原則を実例豊かに説き起こし、時代を超えて読み継がれる不朽の名著。


あらゆる自己啓発書の原点となったデール・カーネギー不朽の名著。
人が生きていく上で身につけるべき人間関係の原則を、
長年にわたり丹念に集めた実話と、実践で磨き上げた事例を交え説得力豊かに説き起こす。
深い人間洞察とヒューマニズムを根底に据え、
人に好かれて人の心を突き動かすための行動と自己変革を促す感動の書。
1936年の初版刊行以来、時代に合わなくなった部分を改良するなど、
折々に改訂が施されてきた現行の公式版。

著者について

D・カーネギー

1888年、米国ミズーリ州の農家に生まれ、大学卒業後、雑誌記者、俳優、
セールスパーソンなど雑多な職業を経て、弁論術や成人教育の講師となり、
人間関係の先覚者として名をなす。
不朽の名著『人を動かす』『道は開ける』など多数の著作がある。

読んでみて -備忘録-

■相手を責めても何の利益にもならない。犬でも同じ。

■相手を論理的な動物だと思ってはならない。相手は感情の動物であり、しかも偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって行動する。

■ベンジャミンフランクリン(駐仏アメリカ大使)の成功の秘訣は、人の悪口は決して言わず長所をほめること。

■人を動かす① 

批判も非難もしない。苦情も言わない。

■人を動かす秘訣は一つ。自ら動きたくなる気持ちを起こさせる。相手の欲しがっているものを与える。

■人間のあらゆる行動は二つの動機から発する。

性の衝動、偉くなりたいという願望(重要感)。

■お世辞は嫌われる。本心から出る賞賛が人を動かす。しばらく自分のことを考えるのをやめ、相手の長所を考えてみてはどうか。

■どんな人間でも何かの点で自分よりも優れている。

■人を動かす②

率直で誠実な評価を与える

■人を動かす唯一の方法は、その人の好むものを問題にし、それを手に入れる方法を教えてやること。

■人を動かす最善の方法は、まず相手の心の中に強い欲求を起こさせること。

■成功に秘訣というものがらあるとすれば、それは、他人の立場を理解し、自分の立場と同時に、他人の立場からも物事を見ることのできる能力。

by ヘンリーフォード

■自尊心をかき立て、強い欲求を起こさせる。

■友を得るには、相手の関心を引こうとするよりも、相手に純粋な関心を寄せること。

人は自分のことに関心を持っている。

■我々は自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる

by パブリアス・シラス

■相手の言い分に耳を傾けながら笑顔を忘れないようにすると、問題の解決もずっと容易になる。

=人情を大切に。

■動作と感情は並行するものなのである。95ページ

by ハーバード大学教授 ウィリアム・ジェイムズ

■有能で真面目で他の人の役に立つ人物になることを心がけ、それを忘れない。すると、日の経つに従って、そのような人物になっていく。

■笑顔を見せない人間は商人にはなれない。

by 昔の中国人

■笑顔を使い切った人間ほど、笑顔を必要とするものはございません。

■人の名前を覚える。

■アンドリューカーネギーの話。昔、捕まえたウサギから産まれたたくさんの子の餌の用意が必要なときに、周囲の子供達に草をたくさんとってきてきてくれた子に、その名前をウサギにつけるとして大成功。

■カーネギーのやり方。友達や取引関係者の名を尊重する。時に、工場や会社の名前にしたりする。

■冷たい会社を温かくするには一つの方法がある。人の名前を覚えること。

■自分の名前を覚えてもらったり、後世に残すために多額の金を使う人もいる。

■名前を覚えてもらうことは重要感を持てる。

■聞き手に徹し、賛辞を与える。

■相手の関心のありかを見抜いて話題にする。

■たいていの紛争が避けられ、友は限りなく増え、常に幸福が味わえる法則「常に相手に重要感を持たせること」。

それを、いつでもどこでもやってみること。

■誤解は議論を持ってしては永久に解けない。気転、外向性、慰め、いたわり、相手の立場で同情的に考える思いやりをもってしてはじめて解ける。

■意見の不一致を歓迎せよ。二人の人間がいていつも意見が一致するなら、そのうち一人はいなくても良い人間だ。

■議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける。

■間違いを教えるときは、忘れているだけだと言う。

■おそらく私の間違いでしょう。私はよく間違います。一つ事実をよく考えてみましょう。これに反対する人間はいない。

■私の‥。我々は真実と思い慣れてきたものを、いつまでも信じていたいのだ。

■相手が自分の非を認めると、自分は寛大で公正な態度をとりたいと思う。

自分を褒めてくれると、自分の非をあっさり認め、むしろ率直さに誇りを感じる。

■すみやかに汝の敵と和解せよ。

■自分の誤ちを認める

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