施術するために筋力トレーニングは必要か

すべて
この記事は約1分で読めます。
【主な引用文献】

 リラクゼーションマッサージ(ほぐし)等の施術は、体重移動で行うので力は不要と度々耳にしたことはありますが、実際にはお分かりのように指や手、腕、体幹の筋力はそこそこ必要です。お客様の体に体重を乗せることは、言い換えれば術者の手指等で自身の体重を支えることです。圧をかけた状態で術者は体の位置や体勢を保持し、また、圧を抜く際は背中や脚の筋力を使って体を起こします。
 結論としては、筋力トレーニングは特に必要なものではなく、理想的な姿勢や方法で日々の施術をこなしていけば、自然と必要な筋力はつきます。ただし、無理のある姿勢や方法で施術を行っていたとすれば、それに対して必要な筋力がついてしまい改善が困難になることも考えられます。また、ケガや体調不良のもとになる可能性もあります。気になる術者はできるだけ早期の見直しが大切です。

  もし、姿勢や方法に問題がなくても、ある程度の筋力トレーニングをすれば、施術の安定性を確保でき、術者のケガや体調不良の防止にも役立つと思います。筋力トレーニングをする場合の箇所の優先順位としては、指・手首・肘・肩・体幹の順番が良いように思いますが、筋力トレーニングに関しての詳細は別途専門家に相談されることをおススメします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました