お客様の話し声が大きい

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【主な引用文献】

[原因]
 お客様は気付いていない

[対策]
 もともとお客様の声が大きいという理由もありますが、お客様は自分では気付いていない場合も考えられます。特にうつ伏せの際は顔枕に顔が密着していて、声を発しにくい状態です。なので少し大きめに声を発しないと術者に聞こえないかもという気遣いをしてくれていることも考えられます。それに対して、もしも術者が普通に返答を続けると、お客様は大丈夫なんだと思い、そのまま話し続けることは想定できます。そして、もし術者がお客様の声よりもさらに大きな声で返答するようになれば、お客様も同調し、さらに大きな声になるかもしれませんので気を付けたいところです。

 やむを得ず継続しそうなときは、どこかのタイミングでそれをくい止める必要があります。その方法例としては、「少し声のトーンを下げることはできますか?」と言った表現で直接伝えるのもシンプルで良いでしょう。または遠回しに「他のお客様から、周りのお客やスタッフの声が大きくてリラックスできないという声があったので、ご協力いただけたら嬉しいです」等、全体周知的な伝え方をすれば、言われたお客様は不愉快ではないでしょう。かと言って、その瞬間から急に話を打ち切ると、お客様からすると、話をするのが嫌だったんだと勘違いされて不愉快にさせるかもしれません。自然な流れで落ち着けていきましょう。

 しかし、これらのように直接伝える方法に戸惑いを感じることもあると思います。そんなときは、まず術者自身の声の大きさを下げます。ギリギリにお客様に聞こえる程度で話をすると、中にはお客様自身が雰囲気を読んで声のトーンを下げてくれます。まずは後者から試してみて、ダメならば前者を試してみると良いでしょう。

 いずれにせよ、お客様のことをしっかり考えた上で行動に移し、決して失礼のないようにしましょう。

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