専門的な質問をされるが、受け答えに困る

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【主な引用文献】

[原因]

勉強不足

[対策]

 リラクゼーションマッサージ(ほぐし)は本書執筆当時では、サービス業の位置づけであり、資格が必要なものではなく、誰にでも今すぐ始められる業です。しかしながら、お客様の体に触れて施術をする業務であると言うことをしっかり認識しなければなりません。軽い気持ちではダメで、いつ何時、お客様の体を傷めてしまうかもしれない、症状を悪化させてしまうかもしれないといったことを忘れず、その責任を常に感じていなければなりません。

 最初、お客様は術者の経験年数や技術、知識量なんて知るはずもありませんが、少なくとも我々術者はプロとして業務を行っているものだと信じていますので、あらゆる質問をしてくる可能性が常にあります。リラクゼーションマッサージ(ほぐし)店であればコリについてや、むくみについて等の日常的なものが多いですが、中には病気のこと等、かなり専門的なことを質問してきます。それはお客様が術者を信頼してくれているから飛び出してきた質問とも考えられるので嬉しいことです。言い換えれば、お客様は術者に的確な返答を期待しているとも考えられます。なので、決して適当に流さず、分かることは的確に答え、分からないことや、ぼやっとしていることは、その旨をはっきり伝えましょう。

後者の場合は「次回までに調べます」等と伝えて有言実行することが大切です。

 但し、全てを解決してあげようとせず、常に医師の診察を受けることが先決だと伝えることも重要です。全て解決してあげたい気持ちがいっぱいであっても、できることとできないことの線引きはしっかり行うべきです。

  具体的に勉強に関してですが、筋肉や関節の形、疾病について最低限の勉強は必要です。せめて筋肉の付き方や骨の形については、ある程度の理解を持って話をできなければなりませんし、そもそも、そうでなければ施術をする行為こそ怪しいものになってきます。

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